
まだ若いし、病気もしたことがないから保険は必要ない……なんて思っていませんか? 「保険のことを考えるのは結婚してからで大丈夫」という人もいるかもしれません。確かに、独身のうちは、親を養っているなど特別な事情がないかぎり、死亡保障は必要ないかもしれません。お葬式代ぐらいは自分で用意しておきたいという場合でも貯金や会社の死亡退職金をあわせて約300万円あればOK。
でも、自分が生きていくための必要な保障として、医療保険への加入は検討しておきたいもの。実は20〜30代は男性よりも女性の方が入院率が高いのです。これは、出産にまつわる入院が多いということもありますが、子宮筋腫や卵巣のう腫といった女性特有の病気も関係しています。
よく「健康保険の高額療養費制度を使えば、払い戻しを受けられるから、医療保険はいらない」という話を耳にします。でも、高額療養費として払い戻しを受けるにしても、いったんは病院にお金を払わなくてはいけない上、払い戻されるのはあくまでも一部。入院中の食事代や個室に入院するための差額ベッド代などは自己負担ですし、最新技術を使った治療のなかには、健康保険の適用外で、費用が全額自己負担となるものも。
医療保険は、これらの自己負担分をカバーするのに役に立つほか、パジャマやタオル、退院後に通院するためのタクシー代など、諸雑費にあてることもできます。
でも、自分が生きていくための必要な保障として、医療保険への加入は検討しておきたいもの。実は20〜30代は男性よりも女性の方が入院率が高いのです。これは、出産にまつわる入院が多いということもありますが、子宮筋腫や卵巣のう腫といった女性特有の病気も関係しています。
よく「健康保険の高額療養費制度を使えば、払い戻しを受けられるから、医療保険はいらない」という話を耳にします。でも、高額療養費として払い戻しを受けるにしても、いったんは病院にお金を払わなくてはいけない上、払い戻されるのはあくまでも一部。入院中の食事代や個室に入院するための差額ベッド代などは自己負担ですし、最新技術を使った治療のなかには、健康保険の適用外で、費用が全額自己負担となるものも。
医療保険は、これらの自己負担分をカバーするのに役に立つほか、パジャマやタオル、退院後に通院するためのタクシー代など、諸雑費にあてることもできます。

キャリア&マネー研究所代表取締役。大学卒業後、OLを経て2000年よりファイナンシャル・プランナーとして活躍。著書に『夢が叶う!時間とお金の使い方』(PHP 研究所)など
もちろん、これらの費用はすべて貯金でまかなってもOK。ただし、保険に加入できるのは健康なうちだけ。また、保険料は加入時の年齢で決まるため、年齢が上がるにつれて高くなります。「面倒だから」と先送りするのは禁物。いざというときに困らないよう、20代のうちからしっかり備えておくことが大切です。

医療保険には一定期間ごとに契約を更新される「更新型」と、一生涯保障が続く「終身型」がある。終身型は保険料が変わらないのが最大のメリット。20代のうちに入っておけば、手頃な金額で一生涯の保障を手に入れられる。

120日タイプもあるけど、60日タイプに比べると保険料が割高に。厚生労働省の患者調査(平成17年)によれば、病院の平均入院日数は39.2日。つまり、60日型でもほとんどの病気はカバーできると考えることができる。

入院時に医療保険でもらいたい金額の目安は、会社員なら1日5,000〜7,000 円。また、入院何日目から給付金が支給されるのかも見落としがちなので、要チェック。今は1泊2日から保障されるものが主流。


窓口で支払うのは左記の3割にあたる12万6000円。健康保険の高額療養費制度を使えば、一部払い戻しが受けられるけど、このケースで約8万円を自己負担することに。さらに、入院中の食事代(1日約700円)も別途かかる。入院給付金5,000円の医療保険に入っていれば、9日で4万5000円。また、手術給付金として5〜20万円を受け取れるものが多い。
入院時に個室を希望した場合にかかる差額ベッド代や、入院時の食事代などは、自己負担する必要がある。また、放射線治療や、超音波を使って手術できるといった最先端の技術を使った先進医療も健康保険が適用されない。
通常の終身医療保険でも、子宮筋腫や卵巣のう腫、乳ガンといった女性特有の病気はカバーされている。まずは、通常の終身医療保険を確保した上で、「女性疾病特約」の上乗せを検討するのが賢いステップと言えそう。
※掲載の情報はすべて2009年5月時点での数値です。



保険は私には関係ないと思っているあなた。病気になってからでは遅いし、年齢とともに保険料も高くなります。元気で若いうちこそ、保険に入る絶好のタイミング! お金に余裕がないときほど、保険がいざというときの助けになります。損得ではなく「保障を買う」という目線で賢く選びましょう。

保険に入る意味や緊急性がわかっていますね。すでに加入している人は、現在の保障内容に過不足がないかチェックを。まだ加入していない人は、いくつかの保険会社からパンフレットを取り寄せて、右のポイントを参考に選んでみましょう。ライフステージごとに見直しをすることも忘れずに!
エスカーラ世代の8割はやっぱり健康のことが心配。だけどほとんどの人が「そんなの30代を過ぎてからの話」と思っている様子。そのためか、4割が医療保険に入っていないし、入っていても内容を知らない人が3割も! まずは基本的なことを知っておくことが大切。

『escala cafe』にて2009年4月にアンケート。有効回答数300 件(20代の働く女性)
「高額療養費」制度とは、会社などで入っている公的な健康保険の制度で、病気やケガなどの医療費が高額になった際、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻されます。1 カ月あたりの自己負担限度額は、8万100円+(総医療費-26万7000円)×1%。ケーススタディのように総医療費が42万円なら、自己負担限度額は8万1630円。申請すれば、この金額と窓口で支払った金額の差額を受け取ることができます。
保険に加入した後も、働く環境やライフスタイルが変わったときに見直しをすることが大切です。会社によっては健康保険組合や福利厚生制度で保障を上乗せしてくれているところもあります。当然、転職したらその保障も変わるので会社の制度をよく調べておきましょう。フリーランスになるなら、病気で休んだときに収入も減るので、入院日額を1万〜1万5000円ほどに増額を。そして、結婚、出産は、夫や子どもを含めた家族全体の保障プランを考えるとき。家族のために500万円程度の死亡保障をつけるといいですね。いざというときの守りをしっかり固めておくことで、積極的に夢や目標に向かっていくことができますよ。(上野先生)
Illustration:Inaba Yumi+Text:Shimakage Manami
escala vol.30 掲載 update 09.6.1
escala vol.30 掲載 update 09.6.1








