仕事の忙しさに比例するがごとく、乱雑化していくデスクまわり。キレイにしなくちゃと思ってはいるものの、ついついあとまわしにしちゃうんですよね。まわりの人たちに迷惑をかけない程度であれば、いっそこのままでもいいのかなぁなんて思いはじめちゃったりして……。
「散らかっている状態を放置していると、そこを中心に汚れが積み重なり、やがて環境だけでなく精神的にも悪影響を及ぼすことになってしまいます。これは治安のいい場所であっても窓ガラスが割れた車を放置していると、やがてほかの窓も割られ、それにつられるようにして環境も人も悪くなってしまうという『割れ窓理論』からも言えること。大阪府にある公立中学校でもこの考えが実践され、掃除を心がけたことで、それまで荒れ放題だった学校が、健全な状態へ改善したという例も挙げられています」
と教えてくれたのは、「そうじ力研究会」の舛田光洋さん。舛田さんが提唱する「そうじ力」とは、掃除することで得られる心の作用のことなのだそう。舛田さんご自身、このそうじ力を実践し続けた結果、今までやりたかった仕事や理想の家庭を手に入れることができたのだとか。
「私はそうじ力に出会うまで、会社の倒産や借金、離婚など人生のどん底にいるような経験をしてきました。そんなある日、散らかっていた私の部屋を大掃除している際に、マイナス思考が払拭され、プラス思考だけが残っていくように感じました。掃除によって、気持ちを切り替えられるということに気づいたのです。以来、この作用を実践し続け、どんどん自分が進むべき道が開けていきました」
今は新しい家族や仲間たちとともに会社を立ち上げ、ひとりでも多くの人にそうじ力を知ってもらうための活動をしているという舛田さん。そこで舛田さんに、職場で実践できる「気持ちをきりかえるための掃除術」をご提案いただきました!
■呼吸をしながら雑巾掛け
「鬱々としているときは、気持ちを穏やかにしてくれるセロトニンという物質が足りない状態。セロトニンはリズム運動や腹式呼吸で分泌を促すことができます。気持ちが落ち込んでいると感じたときにこそ、ぜひ実践してみてください」
<手順>
1. 口からゆっくりと深く息を吐く
2. 鼻からゆっくりと息を吸い込み、吸いきったらお腹の底から吐き出すようにして口から息を吐く
3. 2の呼吸を行いながら、雑巾を使ってテーブルや棚の隅々までキレイに拭いていく
雑巾でピカピカにしていく過程って、見ているだけで気持ちいいですよね。清々しく1週間を乗りきるため、月曜日に実践してみてもいいかも?
■数を数えながら雑巾掛け
「人は同時に2つの物事を考えることはできない、という思考の働きを利用したものです。イライラしているときや、悩み事がどうしても頭から離れないというときにオススメですよ」
<手順>
1. 「1、2、3、4……」と声に出して数を数える
2. 数を数えることに集中しながら、雑巾を使ってテーブルや棚の隅々までキレイに拭いていく
雑念が強いと集中力が続かず、数をなかなか数えきれないなんてときもあるのだそう。「数え間違えたら1からやり直し」というようにルールを決め、ゲーム感覚で楽しむのもよいかもしれません。
身のまわりがキレイならば、自然と気持ちもシャキッとするというもの。さっそく取り入れ、ピカピカにして……。あとの問題は、このキレイな状態をいつまでキープできるかってところかなぁ。
そうじ力研究会ホームページ
http://heavenworld.co.jp/index.html
「忙しい! のにお金もない! あなたを救う行動法則」(大和書房)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/
4479792635/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392
(吉住夏樹/プレスラボ)
■関連リンク
【働く女子の実態】仕事で煮詰まったときのストレス解消法!
【働く女子の実態】20代女子が職場で受けたカルチャーショックとは
【escala生活白書】「ストレス発散&解消法、教えて!」
『カフェ・ド・パリ』を編集部から提供! 女子会メンバーを募集中


