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20代 働く女子の実態 エンタメ
2009年04月07日
新しいタイプの本を選ぶ時のコツ

働く女子の気分転換になる読書。本選びって楽しい時間ですよね。でも、新しいジャンルや新しい作家の本にチャレンジしたいと思って書店に足を運んで、結局いつもと同じようなセレクトに……ってこともしばしば。新しいタイプの本を選ぶ時のコツってあるのでしょうか? ブックコーディネイターの内沼晋太郎さんに聞いてみました。



「選ぶ時に立ち読みする人は多いと思いますが、小説の場合だと最初のページではなく、真ん中あたりを見ると良いのではないでしょうか」(内沼さん、以下同じ)


真ん中ですか!? いきなり途中のページから?


「テレビで偶然流れているドラマや映画でも、途中から見たのになんとなくハマっちゃうことってあるじゃないですか。それと同じなんですよ。話の筋が分からなくても、面白い本は面白いんです。よく最初の数ページを読めば面白さがわかるといいますが、作家さんが力を入れて書いている部分だから、どれも意外に判断が難しいんです」


読んだことのない作家さんを開拓したいという場合はどうしたら良いのでしょう?


「書店に置いてある出版社のPR誌を手に取ってみては? 最新の文芸誌を買ってみるのも、現在活躍している作家さんを知るのに手っ取り早い方法です。インターネットの場合だと、出版社のサイトで連載中の作家さんもいるので、読んでみて自分に合うか試すこともできると思います。また、本のショッピングサイトには『この本を買った人はこんな本も買っています』と教えてくれるサービスもありますよね。自分と同じ本や作家さんを好きな人が他にどんな本を読んでいるのかをチェックするのもヒントになると思います」


確かに、Webサイト上で作家さんのインタビューを読めたりもします。インターネットって、本選びのための情報も溢れんばかりですね。


「でも一番いいのは、身近に『本のソムリエ』を持つことだと思います。趣味の合う人にオススメ本を聞いてみたり、その人の本棚をあさってみたりすると面白いですよ。さらに、読んだ後にその本について誰かと話すと、本の楽しみが倍にもなりますしね」


「読みたい本はあるけれど、全部読んでいる時間がない!」という人もいますよね。


「本を読むのが好きな人の中には、途中でつまらないと感じても無理に読み通す人もいるのでは。でも、つまらないと感じるのはその時に必要でないということ。もしかしたら1週間後、3カ月後、1年後にまた読みたくなるかもしれないので、その時を待ちましょう」


いつも、「途中で読むのをやめてしまうなんて、根性がないなあ……」なんて思ってました。これからは時が経つのを待つことにします。


「それから、何冊かの本を並行して読むと良いと思います。電車で読む本、ベッドで読む本、机に置いておく本とか。ハードカバーは持ち歩きにくいから電車では文庫本とか、寝る前はビジネス書ではなく小説とか、それぞれのシチュエーションで手に取りやすい本は違いますしね」


確かに、休日にくつろぎながら読みたい本と通勤電車で読みたい本って違うかも。教えていただいたことを胸に、週末に向けて本探しに出かけてきます!


内沼晋太郎さんプロフィール
1980年生まれ。本とアイデアのレーベル「numabooks」代表。初の単著『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)を2009年3月に刊行。
http://abookof.numabooks.com


(つくしの万葉/プレスラボ)



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