 |
| ―― |
『ガールフレンズ』は親友同士の恋と友情を描いていますが、今回演じる真理子は、蘭々さんから見てどんな女性ですか。 |
鈴木 自分に自信が持てない女の子。いつも一歩引いてしまう。いい意味で控えめなんです。台本を読んでいるうちに、きっと積極的な裕子に憧れているんだろうなとも思いました。台本とはいっても、ほぼ歌詞カードですが(笑)。ダブルキャストなので、稽古が進んでいく中から私なりの真理子像を作り上げていこうと思っています。今は、歌を歌うので精一杯。17曲を担当するんですが、走ったり踊ったりしながらなので、どうなることやら(笑)。
| ―― |
楽曲だけでストーリーが完成できるのは、女性のリアルな感情を歌い続けてきたユーミンだからこそなせる業。 |
鈴木 ユーミンの曲だけで物語になっちゃうなんて、すごいですよね。台本には歌詞しか書かれていないけど、最後まで読んでもちゃんとストーリーがつながっている。ユーミンソングの魅力はその世界観の濃さにあるんでしょうね。人物像や背景設定が抽象的でなく、分かりやすい。しかも、あらゆる気持ちのパターンが描かれていて、その引き出しの多さに驚かされます。
| ―― |
『ガールフレンズ』では、荒井由実時代の楽曲から『中央フリーウェイ』などのヒット曲まで次々と登場。その中でも蘭々さんのお気に入りは。 |
鈴木 今グッときているのは、遠距離恋愛を描いた『青いエアメイル』。大好きな彼が海外に行ってしまい、ときどき送られてくる青いエアメールをワクワクしながら待っているんだけれど、一方で「いつかこんな便りも途絶えてしまうのかしら」という不安も抱えた女の子の話なんです。今でこそEメールで、時間も距離も関係なくやりとりできますが、手紙が主流だった時代はその温かさやもどかしさに、私も一喜一憂していましたからね。交換日記をしていても、たった1日遅れるだけで心配になったり、便箋や貼るシールを一生懸命選んだり……。この曲にはたくさんの懐かしさが詰まっていて、好きなんです。
|
|
|


共演者の印象を伺うと「島ちゃん(島谷ひとみさん)は姿勢がいいんですよ。いつか一緒にコンサートへ行ったことがあって、背もたれがあるのに2時間ずっと背筋をピンと伸ばしたまま。ちゃんとした人っていう印象ですね。ほかの2人はまだお会いしたことがないので、共演できるのが楽しみです」(蘭々さん) |
|